目を閉じて音楽を聴く

好きな音楽を聴くとリラックスできる

音楽を聴くと、脳が心を安らかにする「セロトニン」という物質を分泌させるという研究があります。それほど音楽はリラックスするのに向いていて、ストレスの軽減に役立ちます。リラックスすることで心の疲れが取れたり、落ち着いてものごとを前向きに捉えることができるようになります。

目を閉じて聴くことで、映像の情報を遮断し、音楽だけに意識を傾けることが出来ます。映像を含めて音楽を聴いてしまうと、音は聞こえてはいるけれど聴いていないという状況になり、リラックス効果があまり得られなくなってしまう恐れがあります。1日のうちの寝る前だけでも良いので、ソファやベッドに体を預けて、目を閉じて音楽を聴く時間を少し設けるだけで、リラックスの時間としては十分です。

どんな曲がストレス解消に効果的か

ダンスミュージックや映像付きの音楽もありますが、できればヒーリングミュージックのような楽曲を聴くと、より効果的にリラックス効果が高まり、ストレス解消に繋がります。最も効果的な楽曲は、心拍数や血圧まで安定させてくれると科学的に証明されています。

もちろん、大好きな歌手や大好きな曲であれば、わくわくした気分になったり幸せな気持ちになるため、ストレスは大幅に軽減されるでしょう。ただし、気分が上がり過ぎて交感神経が活発になってしまうと、寝つきが悪くなって睡眠不足になる可能性もあるので、夜は落ち着いた曲を聴くと良いでしょう。目を閉じて音楽を聴いてみると、今まで聞こえなかった楽器の音が聞こえて、新たな発見に喜びを感じられるかもしれません。